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為替の読み方の由来は?歴史や意味を初心者にもわかりやすく解説!

為替 読み方

「為替」の読み方の由来をご存じでしょうか?

「為替(かわせ)」の読み方の由来は、「交わす(交換する)」の連用形である「かわし」が変化したものが有力とされています。

「為替」とうい漢字に使われてる「為」「替」は、そもそも「かわ・せ」という読み方はありません。

普段からよく見かける漢字なので当たり前のように読むことはできますが、ふと考えるととても不思議ですよね。

この記事では、そんな「為替」について「読み方の由来」から少し高度な「為替を利用した投資方法」まで余す所なく解説します。

「為替ってなんだろう?」と疑問に思われた方は、この記事を読んでいただければ「為替」のイメージがわいてくると思いますのでぜひご覧ください。

「為替」ってそもそも何?「為替(かわせ)」の読み方の由来は?

為替 読み方 由来

為替という言葉はよく聞くけど、具体的な説明は難しいかもしれません。

この章では、そもそも為替とは何かという疑問について解説します。

為替とは

為替とは、現金以外の方法で商品等を決済する方法の総称のことを指します。

例えば、為替手形、小切手、郵便為替、銀行振込等の決済のことになります。

為替は現代ではなくてはならないシステムです。それは、直接現金を輸送しての取引は大変なことが多いからです。

商品等を決済する際に、多くの現金でそのまま取引を行うと、手間や、窃盗のリスクが高まります。

これらの弊害を抑えるために、為替というシステムがあるのです。

為替(かわせ)の読み方の由来は?鎌倉時代からはじまり、江戸時代で発展

「為替(かわせ)」の読み方の由来は、「交わす(交換する)」の連用形である「かわし」が変化したものとされています。

「為替(かわせ)」の起源は古く、鎌倉時代で初めて生まれました。

鎌倉時代は、米やお金の年貢を納めるための運送の弊害をなくすために、一部の階級の人たちが為替を利用していました。

為替が一般に普及したのは江戸時代です。江戸(今の東京)では人口の増加とともに、消費がとても増えていました。

そのため、商品を仕入れるために大阪と江戸の取引が増加していました。

今では、飛行機、新幹線、トラック等を利用すれば1日で商品を運搬することができますが、当時は何日も重い荷物を運搬するのにかかっていました。

このため、江戸時代では運搬の負担や、盗難のリスクを減らすため、世界でも稀に見る規模で為替が利用されていたのです。

内国為替と外国為替

内国為替と外国為替

為替は、「内国為替」と「外国為替取引」の2種類に分けることができます。

これらの違いを簡単に説明すると、「日本国内の取引」と「海外との取引」です。

この章では、この2種類の為替の違いについて解説します。

内国為替は日本国内の取引

内国為替とは、日本国内での隔地者間の貸し借りの関係を現金の移送を行わずに決済する方法です。

先ほどご紹介した、日本国内での為替手形、小切手、郵便為替、銀行振込等の決済方法が内国為替に当たります。

 

  • 為替手形振出人(手形の発行者)が、支払人(お金を支払う人)に委託して、受取人(お金を受け取る人)等に対して一定金額を支払うようにしてもらう方法。一定の期間後に現金化が可能。
  • 小切手振出人(小切手の発行者)が、支払人(銀行)に委託して、受取人(お金を受け取る人)等に対して一定の金額を支払うようにしてもらう方法。小切手の受取直後に現金化が可能。
  • 郵便手形郵便局で「送金額+手数料」を申請し普通為替証書を得る。この証書を受取人(お金を受け取り人)に送ることで支払う方法。受取人は証書を受取直後に、郵便局で現金化が可能。

 

外国為替は世界中の通貨交換を伴う取引

外国為替とは、日本国外の通貨が異なる国での貸し借りの関係を現金の移送を行わずに決済する方法です。

外国為替は、商品の輸出入、海外不動産への投資、海外への企業進出等で用いられています。

現金を移送しない決済方法である点は内国為替と同じですが、通貨交換が伴うため為替レートが大きく影響することが特徴です。

為替レートとは、「米ドル」と「円」であれば、「1ドル=100円」のような通貨同士のレートのことで、「1ドル=120円」のように通貨の「需要」と「供給」のバランスにより相対的に変化をします。

例えば、日本の商品をアメリカに1ドルの価格で販売するとき、1ドルが「100円」か「120円」かの違いで大きく利益が異なります。

1個の商品が売れるだけであれば「20円」程度の違いですが、商品の売れる数が大きくなるにつれて莫大な違いがでるのです。

このため、外国為替を利用するときは、各国の通貨交換を伴うので為替レートが大きく影響します。

外国為替が取引できる場所と時間は?

外国為替が取引できる場所と時間は?

外国為替の取引は外国為替市場で行われます。ただ外国為替市場なんて言われてもわからないですよね。

この章では、外国為替は「いつどこで取引できるの?」という疑問を解説します。

外国為替が取引できる場所とは?

外国為替は、株式市場の「東京証券取引所」や「大阪取引所」のように特定の場所で取引を行うわけではありません。

金融業者等と顧客が当事者間で直接取引を行う「相対取引」によって外国為替を取引することができます。

つまり、この「相対取引」を全て引っ括めて外国為替市場と呼んでいるのです。

このため、具体的な取引所名は存在していませんが、外国為替の取引量が多い国の都市名が市場ごとに付けられています。

例えば、日本であれば「東京外国為替市場」、アメリカであれば「ニューヨーク外国為替市場」になります。

 

外国為替は24時間取引できる

各国の市場 取引時間(日本時間)
シドニー 7:00 ~ 15:00
東京 9:00 ~ 17:00
シンガポール 10:00 ~ 18:00
ロンドン 18:00 ~ 2:00
ニューヨーク 21:00 ~6:00

外国取引が活発に行われる時間は、どこの国も「9:00~17:00(標準時間)」となります。

ただし、それぞれの国では時差があるので、日本時間で表すと上記の表のようになるのです。

上記の例では5つしかありませんが、外国為替市場は国ごとに存在しているため、どこかの国の市場が閉まっていても必ずどこかの国では市場が開いているのです。

このため、世界規模で考えたときに外国為替市場は24時間取引が可能となっています。

為替相場の変化で投資ができる

為替相場の変化で投資ができる

為替レートは外国為替相場とも呼ばれます。一般的には「為替相場」と言われています。

この章では、そんな為替相場の変化を利用して投資ができる理由を解説します。

為替相場が変化する理由

為替相場は、各国の通貨の「需要」と「供給」のバランスで変化をします。

この「需要」と「供給」は、企業の輸出入や投資家の思惑等によるものです。

例えば、トヨタ自動車では海外向けに多くの自動車を販売しています。

海外で自動車を購入してもらったときは、当然その国の通貨で購入してもらいますが、日本国内の従業員や費用を支払ためには「日本円」に変えなければなりません。

このためトヨタ自動車は、海外の通貨を売って「日本円」を買うようにするので、「日本円」の需要が高まり円高へと相場が動くのです。

また、通貨の価値はその国の経済状況、情勢を反映しています。

このため、多くの投資家はその国の経済状況や情勢が悪くなると、その国の通貨を売ろうとして相場が動くのです。

このような理由が重なり合い、為替相場は24時間休むことなく変化しているのです。

為替相場を利用した投資商品

為替相場は、常に変化しているので、その差額で儲けることができます。

例えば、米ドルと円の動きを利用した場合

10,000円を「1ドル=100円」のときに米ドルに変えると100ドルになります。

この100ドルを為替相場が変化して、「1ドル=120」のときに円に変えると12,000円になります。

つまり、2,000円の差額が利益となるのです。

このため、差額を利用した以下のような投資商品があります。

  • 外貨普通預金
  • 外国為替証拠金取引(FX)

外貨普通預金は銀行で入金する際に、外貨として預金をする方法です。

ただし、この投資商品は、手数料が高いため利益を出すのが難しいと言われています。

外国為替証拠金取引は、一般的に「FX」と呼ばれる投資商品です。レバレッジにより自分の資産以上に投資を行うことができて、手数料が非常に安いのが特徴です。

ただし、レバレッジを高くしてしまうとすぐに資産をなくしてしまうので注意が必要な商品です。

どちらの投資商品も、うまくいけば儲けることができますが、失敗すると損をしてしまう可能性があります。

そのため、投資をする際は、しっかりと勉強し、失敗を少しでも減らすことが重要です。

 

為替相場の投資リスク

為替相場は、世界の経済状況、情勢により急激に変化をすることがあります。

そのため、大きく儲けることも可能ですが、大きく損をしてしまう可能性もあるのです。

大きく損をしたとしても、最低限の生活ができるように投資をする際は必ず余剰資金で行いましょう。

また、外国為替証拠金取引でレバレッジを高くし過ぎてはなりません。

あまりにも高くし過ぎて取引をして損をしてしまったときは、「追証」と呼ばれる追加資金を求められる可能性もあります。

為替相場で投資を行いたい方は、リスクをしっかりと理解した上で投資を行ってください。

まとめ

為替について、「読み方の由来」から「為替での投資方法」までまとめました。

為替は、日本では鎌倉時代から利用されていて、現代では切っても切り離せないシステムです。

このため、私たちの生活にも大きな影響を与えることもあります。

例えば、輸入している食品や衣服の価格です。このような輸入品は為替相場の影響で、商品の価格が大きく変化します。

このように為替は、私たちの身近な部分まで読み解くことができるのです。

少し難しい用語もありますが、為替を理解することで世界の見え方が変わってくるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。